プレミアリーグのチェルシーFC、2000-2001シーズンホームキット。サプライヤーはアンブロ。まだアブラモヴィッチの巨大資本が投入される前の時代で、多くのイタリア人が所属してた頃のチェルシー。デザイン・生地、ともに一昔前らしいシャツだが、現代のものとは違う味のキットを紹介したい。当時のメインスポンサーは胸元の”AUTOGLASS”。文字の程よい大きさと、フォントのカタチ。両者のバランスがシャツのデザインの一部として巧く絡み合い、1つのデザインとして機能している点がオススメなキット。スポンサーロゴ・サプライヤーロゴ・チームエンブレム全てが白で統一されており、キットの鮮やかな青色と相性も良い。また全ての文字がプリントではなく刺繍の豪華な仕様。スポンサーロゴに関しては文字がモコモコとした質感で、特殊な加工を施されていて、現代ではほとんど見られなくなった作り込みの一つ。またこの時代、アンブロが採用していたキットテンプレートが、肩口から袖口まで細目のラインの上にアンブロのロゴマークを並べたもの。このチェルシーのキットでは、並べられたロゴマークに同系色で光沢のある素材を採用していて、シャツ自体の爽やかな青と素材感の差に、ニクい演出を感じる。採用されているチームエンブレムも1986年から2005年まで使用された旧タイプで、現行の物よりシンプルな形で人気も高かったタイプ。一昔前ならではのシャツ自体の生地が少し厚めだったり、肩口のロゴが並ぶエリアも刺繍で施されていたりと、当時のトレンドが色濃く残る豪華な作り込み。袖丈が長袖の方が、キットの特徴でもある袖に並ぶアンブロロゴのインパクトをより、際立たせてくれるのでオススメ。
チェルシーFC 2000-2001 ホームキット
Chelsea FC 2000-2001 Home Kit / umbro
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