2009-2010シーズン、アーセナルFCのトレーニングキット。サプライヤーはナイキ。ちょうどこのシーズンあたりから、各サプライヤーがジャージのパンツを足首へ徐々に絞れてくるシルエットデザインを採用し始め、徐々に選手のトレーニングのシルエットに変化が生まれてきた。海外選手の一部がこのタイプのパンツをタイトに履き込み、白いソックスを上まであげる。そんなスタイルが目に留まった時代でもある。各国の需要の違いから、海外用のモデルと日本用のモデルではかなり仕様が異なり、なかなか目にすることが出来なかったシルエットのモデルだが、2011-2012シーズンの去年あたりから各サプライヤーの日本支社が似たようなシルエットのトレーニングパンツを展開し始めた。日本に馴染まなかった原因として考えれるのはやはり骨格に違いではと推測される。言ってしまえば手足の長い外人選手だからこそ、パンツをタイトに履いてスタイリッシュなスタイルになるのだが、日本人では同じようなシルエットを期待出来なかった。10年前くらいの足の裾が広がっているタイプのパンツでは、サッカーをプレーするのに邪魔になってしまい、ウェームアップ時以外はあまり履かないという経験を持つ人も多いと思うが、この素材に伸縮性があって、シルエットタイトのこのモデルは日本でも目にする機会が増えているので、1度試してみてはどうだろう。ヨーロッパの傾向をみていると、近いうちに主流になると予想している。
アーセナルFC 2009-2010 トレーニングパンツ
Arsenal FC 2009-2010 Training Pants / nike
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