2011チャンピオンズリーグ決勝用の試合球、フィナーレ。サプライヤーはアディダス。2002-2003シーズン以降、UEFAチャンピオンズリーグ(以下UCL)で採用されて以来、全ての試合ではないが多くの試合で使用されているシリーズ。UCLの大会シンボルマークの星がプリントされていて、毎年大会毎にカラーリング、細部のデザインが異なる。このシーズンのモデルは星が単色でなく、赤とオレンジのグラデーションが施されていてボールなのにオシャレに仕上がっている。また表面の素材に細かい丸の凹凸が目に見えるように、ボールを蹴った時に程よい張り感が期待出来そうな質感。星エリア内にもちょっとしたグラフィックが施されていて現代的なスタイルのデザインにまとまっている。毎年決勝の会場がヨーロッパ各国(UEFA管轄)で持ち回りで、その都市の由緒あるスタジアムに沿ったデザインがプリントされている。この年の決勝はイングランド・ロンドン北西部、サッカーの聖地とも言われているウェンブリースタジアム。そのロンドンで至る場所で像、鉄細工、絵画となっているライオンのモチーフをボールにプリントされている辺りも特別なボールの雰囲気を感じさせる。この年のUCL決勝のデザインも、その2頭のライオンが優勝杯の両側に配置され、欧州王者の座を争う2チームを象徴している大会ロゴになっている。
フィナーレ 2011チャンピオンズリーグ決勝 in ウェンブリー
Finale / Champions League Final 2011 in Wembley / adidas
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